スカジャン テーラー東洋 Mid 1950s Style Velveteen (Two-tone) × Acetate Souvenir Jacket “TIGER HEAD” × “GOLD DRAGON”S・M・Lサイズ リバーシブル メンズ【Japan Made Product】【送料無料】【あす楽】
商品ID:orbit:10004099
¥94600 JPY 約 $19327 TWD
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テーラー東洋スカジャン COMMENT ヴィンテージではウルトラレアと言っても過言ではない別珍2トーンのモデルを新たに展開。サテンのスカジャンと同じように身頃と袖下の色を切り替えているが、仕上がりは全くの別物であり、ただならぬ存在感を醸し出している。刺繍は1950年代中期の作品をもとに、虎の顔を細部まで緻密に表現した「タイガーヘッド」と呼ばれる人気の絵柄。頬の毛や鬣は針足を何度も変えながら一本一本繊細に描かれており、優れた職人の手掛けた刺繍であることがわかる。 リバーシブル面は、身頃より袖下の色の方が濃い「逆配色」。グリーン×ブラックのダークトーンのボディには、金龍に使われているイエローや淡いピンクの色糸が映える。 2色の別珍生地を使い、身頃と袖下で2トーンに切り替えたスーベニアジャケット。ヴィンテージにも実在するが、世界でまだ数着しか確認されていない希少なモデル。通常の別珍と異なり、現存する個体はどれも中綿無し。リバーシブル面はサテン生地だがキルティングステッチは入らない仕様である。 モデル:172cm 65kg 着用サイズ:Mサイズ ややタイトな作り。 Mサイズの身幅:57cm 着丈:60cm 身幅・着丈の位置画像はコチラ スカジャン・ムック本はこちら。 日本に「洋服」が伝わってから長い年月が過ぎていったがその中でアメリカやヨーロッパへ行って、「これは日本人が作った洋服だ」と言わせるものが唯一あるとすればそれは「スカジャン」ではないだろうか。オリエンタルの象徴としての鷲、虎、龍といったモチーフが刺繍されたジャンパーである。 スカジャンが誕生したのは大平洋戦争に敗れ、疲弊した終戦直後のことである。ベースボールジャケットを模して、そこに米兵たちに喜ばれそうな派手な刺繍を入れて売る。生地は物資統制外で比較的手に入りやすかったレーヨンを使い、刺繍は桐生や足利で呉服や和装小物に刺繍を入れていた職人達に頼んで鷲、虎、龍などの刺繍を入れてもらった。最初は少しずつ露店に持ち込んでは「シルク素材だ」という触れ込みで米兵達に販売した。すべてが混沌とした時代である。それがレーヨンだったとしても、シルクだといえばシルクになってしまうような時代だった。並べればすぐに売れてしまうほど人気となったこのジャケットは「鷲虎龍の刺繍ジャンパー」と呼ばれていた。やがて銀座界隈で人気を集めたこのジャンパーに目を付けたのはPXだった。露店から販売されたこのジャンパーは各地の基地に存在するPXに一斉に納められるようになった。当時の納品伝票を見るとしっかりとこのジャンパーに名前が付けられていた。「SOUVENIR JACKET(スーベニアジャケット)」。スカジャンの誕生である。