“31日23時迄!” 【ハロウィン限定クリアランス】 【龍村平蔵製】 特選工芸紬本袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「甲比丹孔雀・白」 歴史に残る甲比丹の傑作! 大変希少な白地!!
商品ID:kimonoichiba6:11296939
¥236694 JPY 約 $48262 TWD
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◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お食事会、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物 絹100% (金属糸風繊維以外) 長さ約4.3m 帯幅約30cm(7寸9分)本袋縫いお太鼓柄※関西仕立て
【 仕入れ担当 田渕より 】お着物好きの方なら、一生に一本は欲しい「龍村平蔵製」のお品。長年に渡り普遍的な人気を誇るシリーズ…その中でも滅多となり希少な白地の作品を仕入れて参りました!!茶系、紅鳶系のお品はお見かけすれど、本品のような淡い地色のものは中々ございません。お着物通の方、またコレクターの方にも…一目でわかる龍村平蔵氏の織美への感性。歴史に残る卓抜した芸術品をご堪能ください。
【 お色柄 】素材感漂うオフホワイトの地。その上に織り込まれていますのは「甲比丹孔雀」と名付けられた伝承される柄行。美しいコントラストを見せる彩りが独特の世界観を表現し、艶めく箔使いがさりげなく龍村らしさを伝えてくれます。悠久の美をもって末代までお譲りいただける美術工芸品的な1本です。名門の名に恥じない一目でわかる名門龍村の織美への感性。独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
【 商品の状態 】中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。※この頃の龍村平蔵製のお品は、目上のお方とお席を共にする場合に帯巾が同じであるのは失礼にあたるとされていたため、帯巾も八寸ではなく7寸7分前後のやや狭い帯巾で誂えられていたようです。
【 初代・龍村平蔵(号・光波)について 】染織工芸作家伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と革新的な技法の習得により新境地を切り開いた名匠。奈良県の正倉院に収蔵されている正倉院裂の復元の第一人者。生涯で70種もの日本の宝物の復元に成功した。
【 経歴 】1876年に大阪の両替屋の豪商の家に生まれる。16歳のときに祖父が死去し、それを機に家業を継ぐ。1894年には18歳で織元として独立、その後1906年に京都で龍村織物製織所を設立。当初は販売に従事していたが、徐々に織物の技術に興味を持ち、研究を開始。研究の結果、帯に奥行きと彩りを与えた高浪織(たかなみおり)や、意匠に立体感を出すため糸に凹凸を持たせる纐纈織(こうけちおり)などの数々の技術を生み出し特許を取得。後、苦心して開発した織技法が次々と同業者に模倣された事で古代裂の復元研究に没頭。「どんな複雑な組織の織物も、経糸と緯糸によって構成された、理屈で割り切れる偶数の世界」ととらえ、「美」という3つ目の要素を加える事で織物を芸術という高みに押し上げた。1956年には染織工芸界の新たな可能性を切り開いた数々の業績に対し、80歳にして日本芸術恩賜賞を受賞。1962年 没、享年86歳。龍村平蔵の子息は謙・晋・徳・元の4人このうち謙が二代龍村平蔵(号・光翔)、元が三代目平蔵(龍村美術織物経営)。現在は龍村旻が龍村美術織物を経営、2006年4月に四代目龍村平蔵を襲名 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。 [文責:山中 千尋]