祥伝社文庫 岡本さとる 祥伝社発行年月:2024年11月08日 サイズ:文庫 ISBN:9784396350895 岡本さとる(オカモトサトル) 1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、二〇巻の大人気シリーズとなる。滋味深い人物描写にファンは多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「人はいつか死んでしまうのでしょ…」九歳にして達観し、心を閉ざす教え子公太郎の行く末を、手習い師匠の栄三郎は案じていた。友達と遊びもせず、亡き母との思い出に縋って独り海を眺めて過ごす少年は、父の後添いとなった養母の愛情を、無気力という態度でもって拒んでいたのだ。そんな公太郎のため、栄三郎は亡き母の愛情深き“声”を取り次ごうと妙策を打つ! 本 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫(ノンフィクション) 小説・エッセイ 日本の小説 その他 文庫 小説・エッセイ 文庫 人文・思想・社会