力動的に診るということ 平島 奈津子 金剛出版コウカテキナセイシンカメンセツ ヒラシマ ナツコ 発行年月:2023年06月27日 予約締切日:2023年06月26日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784772419642 平島奈津子(ヒラシマナツコ) 東京医科大学卒業。慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室(助手)、昭和大学医学部精神医学講座(准教授)を経て、2013年から国際医療福祉大学三田病院精神科(病院教授)、2020年から同大学赤坂心理・医療マネジメント学部心理学科(教授)を兼任。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 私が受けた精神療法の研修/第1部 精神科医の視点(適応障害(適応反応症)の診断と治療/ボーダーラインパターン(境界性パーソナリティ障害)の診断と治療/解離症とヒステリー/女性のこころとからだー性ホルモンとの関連に着目して/医療面接と精神療法)/第2部 精神科臨床と精神分析的精神療法(薬物療法医の精神療法/女性のセクシュアリティと精神分析的精神療法/力動的な精神科臨床/精神分析的な精神力動論/適応的な退行と自己) 患者の全体像を理解し治療にあたるためには、操作的診断基準だけではなく、力動的に診ることが求められる。本書は、日々の臨床実践を重ねた精神科医である著者が、“効果的な”精神科面接を行うために必要な力動的精神医学の視点を概説する。精神療法に関心をもっている、あるいは、その研修を始めたばかりの心理学部学生や大学院生、臨床研修医、精神科専門医を目指す人たちはもちろんのこと、経験を積んだ医師・研究者にとっても大いに役立つ一冊。 本 医学・薬学・看護学・歯科学 臨床医学専門科別 精神医学