出版社小学館発売日2010年07月ISBN9784094804300ページ数64Pキーワードみわくのおぺら30 ミワクノオペラ309784094804300内容紹介美しいアリアと重唱が光る、モーツァルト最晩年の傑作 皇帝レオポルトの戴冠式で新作オペラを上演するにあたり、最晩年のモーツァルトが《魔笛》の作曲を中断して手がけたオペラ・セリア(正歌劇)。実在のローマ皇帝が自分に企てられた陰謀を赦した、慈悲深い寛容さを讃えています。曲の大部分は約18日間で書き上げられたといわれ、美しいアリアと重唱が古楽器の透明な響きと相まって印象的。つねにオペラの作曲を創作の主軸にしていたモーツァルトが、歌と器楽の融合をさらに深化させた作品。当時から古めかしいイメージがあった本作ですが、近年、意欲的な演出作が増えて現代性が加わり、傑作としての再評価が年々高まる注目作です。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次モーツァルトのオペラの高み/モーツァルト年譜/『皇帝ティートの慈悲』—あらすじと聴きどころ/連載 池辺晋一郎の空想インタヴュー/オペラの不思議Q&A/連載 思い出の舞台から 古めかしいオペラから現代的なオペラへ/オペラ・ハウス紹介 グラインドボーン・フェスティヴァル・オペラ