081.「CAPE COD 1」 1990年 イメージサイズ:478×673mm リトグラフ 限定枚数:75枚081.「CAPE COD 1」 1990年 イメージサイズ:478×673mm リトグラフ 限定枚数:75枚
◆オリジナル額装
◆原画作品・版画作品の発送について ご購入いただいた原画・版画作品は、鈴木英人事務所にて、オリジナルの額に額装してからの発送となりますので、お届けまでに10日から20日のお時間を頂戴しております。
◆原画作品・版画作品の解説 ・原画作品|パントーン原画 スミ線で描かれたトーンラインだけの被写体にパントーンカラー・オーバーレイ(210色の色ペタから構成された接着剤付きのアセテートフィルム)を貼りスミ線にあわせてカッターで切り、余分な部分のオーバーレイをソルベントシンナーを使ってピンセットでゆっくりと剥がします。30色から50色のオーバーレイを貼ることで仕上げられた表面を、固いラブトーン(フィルム類をこすって貼る道具)でしっかりと定着させて完成させます。 80年代から2000年まで、鈴木英人オリジナルの技法として作品を制作してきましたが、現在材料のパントーンが生産中止になり、あらたな作品は作ることができなくなりました。 ・版画作品|リトグラフ 80年代の版画作品 「石版画」ともいい、平らな版材に油分を含んだ描画材で直接絵を描き、薬品で処理を行うことによって紙に刷りとる版画技法です。初期のEIZIN作品はリトグラフのシンプルな構図で制作されています。看板、アメリカの裏町、古いアメ車など。 ・版画作品|シルクスクリーン 90年代の版画作品 原版に穴をあけてそこから紙面にインクを刷り込む「孔版」と呼ばれる版画技法のひとつです。ポルシェ、フェラーリ、ヨット、アメリカの街並み、リゾート地など。皆さんがイメージするEIZIN作品の多くはこの技法の時代です。 ・版画作品|E.M.グラフ 2000年以降の版画作品 近年制作された鈴木英人独自のデジタル版画技法(EIZIN METHODの略)です。一般にはジークレーといわれる技法です。 リトグラフ、シルクスクリーンの作品と比べて多色になり、グラデーションも使い、鮮やかな色合いが完成されています。
◆風と光のデイ・トリッパー
◆ 鮮烈な明度と色彩を放射する華麗でリアルな画面…。鈴木英人の色彩豊かな世界は、強烈な印象で観る者を魅了し、個性的な“EIZINの世界”へと導いていきます。 特にアメリカのシーンを描いた作品は、鈴木英人の最も著名な作品であると同時に、生粋の米人画家が描いてきた土着的なアメリカのイメージを大きく変えました。 ・鈴木英人|略歴 1948年福岡県博多生まれ。 1971年頃より広告デザインを手掛け、デザイナー、アートディレクターを経て、1980年イラストレーターとしてデビュー。山下達郎のレコードジャケット、FMステーション誌のカバーデザイン等数多くのイラストレーションを描く。以後商業デザインの世界にとどまる事なく1985年「EAST ALBUM」のタイトルで、版画(リトグラフ)30作品を、東京と大阪の5箇所の画廊で同時に発表。現代アート作家としての地位を築き上げる。以後,精力的に版画作品を制作発表し現在作品数は、350点を超えている。 また、イラストレーター、版画作家としてだけでなく、神奈川県の相模湾再開発事業「SURF’90」のアートプロデューサーを、東京都多摩地区の再開発「TAMAらいふ21」のアートディレクター、湘南国際村「モニュメント」を制作など、多岐に渡って活躍する。 「銀座G7ギャラリー」「ラフォーレミュージアム」「ニューヨークニッポンクラブニッポンギャラリー」「高崎市美術館」「美術館『えき』KYOTO」「横浜赤レンガ倉庫」他で個展を多数開催。現在神奈川県逗子市在住。 ・鈴木英人|主な仕事と作品 「FM STATION」「野性時代」「ポパイ」等の雑誌カバーイラストレーション。中学校英語教科書「NEW HORIZON」のカバーイラストレーション。ミスタードーナツ、デニーズ、ニコン、富士写真フイルム、ライオン、日産自動車、新日本石油、アサヒビール、サントリー、キリンビール等の広告キャンペーン及び商品パッケージのイラストレーション。科学万博駅パビリオン壁画。阪急西宮北口壁画。横須賀市「海と緑の1万メートルプロムナード」壁画。ハイビジョンTV番組制作(TBS)。サマージャンボ宝くじのイラストレーション。JAL機内誌「WINDS」、桑田佳祐「波乗りジョニー」山下達郎「ラブランド アイランド」「カムアロング3」杏里「R134オーシャン・ディライツ」TUBE「SKY HIGH」などのカバーイラストレーション。フォルクスワーゲンの版画制作。ドコモカレンダー他