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"朝紫"の名は我が国で始めて育成された紫黒米に由来します。インドネシア・バリ島の紫黒米に日本稲を交配し、選抜を繰り返して育成された品種です。従来より栽培されている黒米より多収です。餅米で粘りが強いのでおはぎ、ちまき、赤飯に最適です。黒いアントシアニン系色素は玄米のヌカ層にのみ存在するので完全に精米すると白色になります。この種は肥料農薬除草剤を使用しなくても立派に育ってくれます。一人でも多くの方に継承して頂ますようお願っております。