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岩田渓山 作　木の葉天目茶碗 約10年前に窯元にて購入したお品です。 人気の高い「木の葉天目（このはてんもく）」の茶碗で、釉薬の中に落ちた本物の葉が焼成によって文様となって浮かび上がる、たいへん趣深い一品です。 光の加減や角度によって表情が変わるため、写真では伝わりづらい点がございますが、どうぞご容赦ください。
■サイズ 口径 約12.4cm 高さ 約7cm ⸻
【木の葉天目とは】 木の葉天目は、中国・宋代の天目茶碗をルーツとする技法で、鉄釉をかけた茶碗に本物の葉を一枚置いて焼成し、葉脈の跡を文様として残すものです。自然の美をそのまま取り込んだような、静謐で奥深い魅力があります。
【岩田渓山（いわた・けいざん）略歴】 愛知県瀬戸市を拠点に活動する陶芸家。 天目釉を中心に独自の世界を築き、木の葉天目をはじめとする多彩な技法で知られています。 伝統の技に現代的な美意識を融合させた作風で、個展や百貨店催事などでも高い評価を受けています。