特徴
ディッキア・コリスタミネアは、かたい質感の細長い葉が特徴の多肉植物です。
春に黄色い花を咲かせます。暑さ寒さに強く、丈夫でよく群生します。
葉色が濃い‘フラズル・ダズル’や、葉色が暗くならず小型の‘スモール・フォーム’といった品種があります。
ディッキアは乾燥地に自生する植物で、葉の質感がかたくて乾燥に耐える種類が多肉植物として楽しまれています。なかでもコリスタミネアは小型の種類です。
パイナップル科(アナナス科)/Bromeliaceaeの植物ですが、近年では学名からそのままブロメリア科と呼ばれることがふえてきました。
育て方・管理のポイント
20~30℃が生育適温。夏によく生育する一方、寒い冬は生育が止まり、春と秋は緩慢な生育を見せます。
春から秋の生育期は日当たりと風通しのよい戸外で管理し、よく日に当てるようにしましょう。鉢土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
生育が止まる寒冷期は、最低気温が15℃を下回るようになったところで室内の日当たりに置き、乾かし気味に管理しましょう。
生育期の5月と7月に、緩効性化成肥料を規定量、施します。
【枯死しない最低温度/8℃】(目安)