【ロセッティ他 ラファエル前派とその時代展】ポストカード7枚セット
上段左から
①ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
「嫉妬に燃えるキルケ」1892
② 同上
「マリアムネ」1887
③アルバート・ムーア
「アザレア」1868
④ジョン・アトキンソン・グリムジョー
「シャーロットの乙女」1878
⑤エドワード・バーン=ジョーンズ
「眠り姫」1872-74
⑥ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
「ダンテの夢:ベアトリーチェ習作」1871
⑦ウィリアム・ダイス
「べマートンのジョージ・ハーバート」1860
郵便枠5桁のカードは
現在も、問題なく使用できます。
(バラ売りには対応しておりません)
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ラファエル前派とは、19世紀中頃
イギリスで結成され、自分たちの
理想にもとづいた芸術運動を起こした
若い画家のグループです。
1848年、ロンドンのロイヤル・アカデミー
付属美術学校の学生たちによって結成されました。
中心メンバーは、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、
ジョン・エヴァレット・ミレイ、
ウィリアム・ホルマン・ハントでした。
当時主流だったアカデミー美術への
反発から生まれました。
ラファエロ以前の初期ルネサンスや
フランドル美術を理想としました。
自然をありのままに描く、細部まで丁寧な
描写、鮮やかな色彩が特徴です。
中世の伝統や文学、信仰心や純粋な美への
思いを表現しました。
「P.R.B.」(Pre-Raphaelite Brotherhood)
という署名を作品に入れ、
秘密結社的な活動を行いました。
グループ自体は短命でしたが、その影響は
後のアーツ・アンド・クラフツ運動や
象徴主義に及びました。
ウィリアム・モリスやエドワード・バーン=ジョーンズなど、
後の芸術家たちにも大きな影響を与えました。
ラファエル前派は、伝統的な美術教育に
反発し、新しい表現方法を追求した
革新的な芸術運動でした。
彼らの作品は今日でも高く評価され、
19世紀イギリス美術の重要な一章を
形成しています。
※お値下げ交渉には対応できかねます。
まと…