日本では茶玩という名前が一般的になっている紫砂などで作られた小さな置物です。中国語では「茶宠(茶寵)」といい、茶壺同様コレクション価値の高い品物として知られています。茶玩は、中国で縁起物と考えられているものがほとんどです。茶玩にはユーモラスな造形のものも多くあり、お茶の席を囲む人たちとの場を和やかにする効果や、文化的な息づかいをそれとなく伝える効果もあります。
これはお米が大好きなねずみたちが米がぎっしり詰まった麻袋に乗っかって楽しそうな様子を造形した茶寵です。お茶の席を和やかに可愛らしく演出します。米袋とねずみは豊饒を表しています。一つの米袋の中には鈴が入っていて、カランコロンと鈴音が聞こえます。豊饒の喜びを感じます。米袋は2種類、横になっている米袋と縦になっている米袋です。ぎっしろとお米が詰まった米袋は麻布の風合いが感じ取れるような造形がなされています。2袋1セットのお品です。
【横型】幅:約5cm 長さ:約7.7cm
材料:段泥
【縦型】幅:約7.3cm 長さ:約7.6cm
材料:段泥
作成:ハンドメイド
専用の箱に各々一つずつ収納されています。