クラウドファンディングMakuakeで大好評だった、百人一首の覚え方を研究して作った一覧表・暗記ツールです。
百人一首を覚えるのがむずかしいとなげく姪っ子を見て、もっと覚えやすい方法はないかと、企業広告などの印刷物づくり20年の経験をもつ私が、研究を重ねて作った暗記ツールです。
百人一首は、初めの文字から6文字目までで他の歌と見分けることができる「決まり字」があります。そこに着目して、100首を見分けやすく、覚えやすいように、デザインやレイアウトに工夫した一覧表を作りました。
今まで覚えようと頑張ってもむずかしかった人、学校でこれから学習するお子さん、そして近年人気が高まっている競技カルタの練習など、とても役立つ学習ツールが出来ました。
この一覧表と専用の目かくしシートをセットで使うと、スラスラと百首が目に飛び込んできて、暗記効率が一気に高まります。
意外に大きかった効果が、100首を一覧で見ることで、全体像をつかみやすくそして比べやすくなり、一句一句の違いも理解しやすくなったことです。
書籍など百人一首の解説をするものは多くありますが、見やすいように100首のレイアウトを工夫した印刷物はほとんどありませんでした。
この早おぼえ表なら、一目で全体が見られて、理解と暗記が促される効果を実感いただけるでしょう。
専用で作った目かくしシートも大活躍してくれます。
上の句を見て下の句を思い出す、その逆に下の句を見て上の句を思い出す。
その作業をスムーズに続けることができるので、ポンポンと小気味よく学習できるでしょう。
カルタとりでは、詠み手が上の句を詠み上げて、畳に並べられた下の句を目でさがすことから、上の句は音で聞き分けて、下の句は目で見分ける、と言えます。
このシートでは、下の句をカルタと同じデザインにしているので、近年人気の競技カルタにも、大きく役立つのではないでしょうか。
歌の並びも五十音順なので、規則正しく探しやすい利点も、学習にうってつけ。
上の句と下の句で、2種類の五十音順シートを作成したので、二つの視点から覚えていくと、さらに理解は深まります。
慣れてくれば、その文字の並びから、歌が詠まれた1000年以上も昔の風景に浸れたり。
平安、鎌倉人の心情や風習など、真空パックで現代に残された日本の古典文化の美しさが、また蘇ってきます。