沈香は、伽羅(きゃら)・白檀(びゃくだん)と同じく有名な香木のひとつです。
熱を加えると香りを発することから、アロマやお線香としても有名です。
沈香の香りは、空気を浄化させ、心を落ち着かせる効果があるといわれております。
沈香は、沈水香木が風雨や傷などでダメージを受けた部分からの腐食を防ぐ為、樹脂を分泌し、それが蓄積し、長い歳月の間に厚くなり、ある種のバクテリアの働きで沈香となります。
樹齢30年を越えないと樹脂の沈着が起こらず、100年以上の古木でなければ良質の沈香素材とはなりません。
そのため、現在では多くの森林伐採などにより貴重価値が高く、とても稀少な素材です。