ニイニイゼミの標本(天然)
ニイニイゼミ
学名: Platypleura kaempferi
カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミの一種。
ニイニイゼミの生息地は北海道から九州・対馬・沖縄本島以北の南西諸島まで分布する。
ただし喜界島・沖永良部島・与論島には分布しない。
日本産のセミとして学名の記載が早かった種類がニイニイゼミ。
学名 "kaempferi" は、江戸時代に長崎・出島に赴任したドイツ人医師エンゲルベルト・ケンペルに対する献名となっている。
日本産のニイニイゼミ族 Platypleurini は計2属6種が知られる。ただしニイニイゼミ以外の5種の分布は全て島嶼部に限られる。
ニイニイゼミは乾燥した環境に弱いセミとされてきたが、近年増加傾向にあり、乾燥への耐性を徐々に身につけつつある可能性があると推測されている。
黒と茶色の模様が美しいセミの標本。
- 種別: セミ標本
- 色: 黒と茶色の模様
- サイズ: 約5cm
- 状態: 自然乾燥済み
- 特徴: 半透明な羽と独特な模様
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