1980年以降台湾を中心に,再び工夫茶ブームが起こり,宜興茶壺の価格が高騰。台湾では全国的に宜興紫砂専門の販売店が林立。茶壺の専門雑誌なども発行される。現代作家ものや明清の古壺は,一時期考えられないような額まで高騰し,茶壺バブルとも呼べる状況。
この時期、台湾商人は、明清や中華民国時代の古壺を宜興に持ち込み、宜興の陶工と協力して当時の土で古壺を大量に模造した。文人趣味の強い作品も残る。
この壺は1990年代に中国宜興で作られた後に台湾へ運ばれ、早期壷の収集家の手元で大事に保管されてきたものです。
デットステック 入手困難
この急須は外貨獲得のため輸出用に作られたものであり、底款や側面に彫られた文字にその名残があります。
約容量110cc
銘 福記茶行(1910年代の煎茶老舗)
土 紫砂の生地に大粒の土を混ぜて使う「調砂」という技法で作られ、独特の趣があります。