初代雲文(内田文吉)伝統工芸士 二代目雲文さんの父であり師匠
2022年2月逝去 新品で出ているのは数十万円。貴重品
31年当時の職人番付 大関
手持ちの雲文さん最後のものです。
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内田文吉(雅号、雲文)現代の名工、伝統工芸士、引退
初代永台と並ぶ、我が国そろばん史上屈指の名工。昭和26年雲州算盤品評会特等受賞。昭和30年皇太子殿下御成婚記念献上算盤。など、若い頃から幾多の受賞経歴。昭和51年、という職人として最も脂の乗りきった時期の秀逸品。備後ツゲと云われる、岩ツゲの最上級品を贅沢に使い、玉一個ごとに芯の渦が見える。このような玉は現在では入手不可。竹芯には、100年以上経た最高級煤竹(ススタケ)を使用し絶妙の玉の動きを保持している。
言わずと知れた現在の雲州算盤の牽引者である二代目雲文(内田文雄)さんの父であり師匠の作品です。
氏は初代永臺さんの亡きあと、二代目永臺さんと肩を並べるほどの名工であり、もちろん今となっては新品を購入することは困難でしょう。
私自身も珠算塾を経営し名工作のそろばんや珍しいそろばんを収集していましたが子供たちもあとを取ることもないので大事にしてくださる方にお譲りしたいと思います。
ご本人は2022年に亡くなられたので新品の購入は某店以外では難しいのでは・・・・・