統制陶器、肥28陸軍飯碗4客です。画像のものが全てです。緑二重線、未使用デットストック品です。
直径約12.5mm高さ約6.3mm(誤差あり)
刻印
肥28・クロム釉印
製造年度(推定)
昭和19年~昭和20年
製造窯元
志田陶磁器株式会社
古い物なので造りの粗さが有りますが良い雰囲気です。鉄粉・ボロ・ピンホール・釉ムラ・釉だれ、グリーンラインの色・線の太さ、生地の厚みに個体差があります。2客に肥28の刻印があります。
本品は太平洋戦争末期の下士官用兵営食器と考えられます。粗雑に扱っても容易に破損しない厚口釉仕上げが特徴的です。肥28は志田製陶所の生産のものです。大戦末期、軍需部から志田陶磁器に課せられた命令は陸軍下士官用兵営食器の製造供給でした。当時の日本政府は金属類回収に推進しており、兵営で用いられるアルミニウム製食器を陶製食器へ更新する事が目的でした。この更新計画は全国各地の兵営を対象に行われていました。
肥28刻印の陶製食器は製造不良が多数な点から、当時の製陶者は腕の未熟な人間である旨が推測出来ます。職を失った窯元の熟練者は根刮徴兵で消え去った故、恐らく志田陶磁器は学生や婦人者と云った未徴兵者を登用したと思われます。
旧日本軍
九二式
九三式
九四式
九五式
九七式
九八式
九九式
軍装
分類···日本陸軍