小笠原 弘幸 「オスマン帝国は、いかに「中世」を終わらせたか」
NHK出版
発売日2024年11月09日
価格定価:1,210円(本体1,100円)
判型A5判
ページ数162ページ
全くの新品です。ネットで購入する際、2冊注文してしまいました。
オスマン帝国は、なぜビザンツ帝国を滅ぼすことができたのか?一千年の長きにわたって君臨したビザンツ帝国の崩壊と、そこから続くオスマン帝国の興隆は、キリスト教とイスラム教という二つの文明が交錯する、その転換点であると共に、新時代へと移行する歴史の分岐点でもあった。稀代の征服者メフメト2世がもたらした一大事件の世界史的意義について考える。
目次:
[事件の全容]第1章 メフメト二世は、いかにしてコンスタンティノープルを陥落させたのか?
[歴史的・宗教的背景]第2章 辺境に登場した戦士集団は、宗教的混淆のなかから台頭した
[同時代へのインパクト]第3章 メフメト二世は、オスマン帝国の礎をいかに築き上げたか?
[後世への影響]第4章 オスマン帝国は、なぜ六百年も存続したのか?
著者:小笠原 弘幸
九州大学大学院准教授。1974年北海道生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門はオスマン帝国史およびトルコ共和国史。著書に『オスマン帝国』『オスマン帝国 英傑列伝』『ハレム』『ケマル・アタテュルク』など。