株式会社アメリカの日本解体計画 堤未果
(改題された「平和な国」日本の裏側 は本書と同じ内容です)
本の概要
「ウォール街が一番怖がっているもの...」
それは、絶対にお金で買えないからです。
日本には、お金で買えない知恵がある。
日本人は、お金で買えない精神性を持っている。
日本が持つこうした“宝”の数々は、どれだけお金を積んでも、決して買えません。
だから、日本が狙われるのです。
日本で巨額のお金が動くところには、アメリカの民間金融企業の影があります。
政府、企業、金融機関の「お金」と「人事」を丹念に追えば、きっと真実が見えてくるはずです…
目次:
プロローグ
新型コロナウイルスの裏でほくそ笑むウォール街
第1章 カネで世界を動かす“神々“
桁違いに稼ぐ「ロビイスト」
政界と業界をつなぐ「回転ドア」
金融危機を引き起こしたウォール街
メガバンクは税金で救われ、金融業界は猛省なし
お金の流れと人事を見れば、真の権力構造が見えてくる
第2章 日本の四大VIP客
ウォール街が大事にする日本のVIP客とは
郵便貯金と簡保のマネー開放のための民営化
私たちの年金がどんどんウォール街に流れてゆく
スタートアップ企業に投資するソフトバンクの巨大ファンド
「真っ赤っかの大赤字」に陥ったソフトバンクと後継者の正体
第3章 株式会社アメリカ
「アメリカ合衆国なんていうものはもうどこにもない」
ウォール街は、共和党、民主党の両方にチップを置く
絶対にヒラリー・クリントンが勝つ筈だった……
ヒラリー・クリントンの本音が暴露された
トランプ政権になって、ウォール街は政治の中枢から離れたのか
第4章 「日本の宝」が売られていく
株式会社アメリカが狙う「宝の山」
日本の水道が、ハゲタカに狙われている
ウォール街が推す「これからの有望投資商品」とは
邪魔な法律を取っ払うためには、圧力、交渉のみならず強硬手段も使う
アメリカがいつまでもイラクから出ていかない理由
戦争は「何より儲かる公共事業」
イラク戦争を始めた三つ目の理由は意外なものだった
第5章 ウォール街と対極の価値観を持つ
デジタル断食のススメ
NHKが「何を報道したか」ではなく、「何を報道していないか」を見る
ニュースがある事件一色になったら、その裏で何かが起きている