[完成品] 1/48スケール タミヤ製
日本陸軍 百式司令部偵察機 3型改 (防空戦闘機改造型)
三菱航空機製
第16独立飛行隊所属機
模型サイズ : 全長 : 230mm 全幅 : 307mm 全高 :81mm(斜め上方機関砲は含まず)
タミヤ製1/48スケールのキットを製作、塗装致しました。塗装は上面が陸軍カーキ色、下面は陸軍灰緑色、機体内部は三菱系機体内部色、プロペラはレッドブラウン日本機プロペラ色、タイヤはタイヤブラック色です。主翼前縁の黄橙色味方識別帯は吹付塗装です。
製作はあくまでも素人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認願います。
尚、非常にデリケートな商品なので、発送に際しては細心の注意を払って梱包して出荷致しますが、輸送の途中で部品が脱落したり、折れたりすることがあるかも知れません。出来ればご自身で接着等の簡単な補修が可能な方の入札をお願いいたします。
[『百式司令部偵察機3型改 防空戦闘機型』について]
百式司令部偵察機は作戦司令部直轄の偵察機です。現在で言えば『戦略戦略偵察機』になります。百式司令部偵察機は偵察専用の航空機で、武装は一切搭載せず、作戦中にもし敵に見つかった場合は高速度を生かして敵機を振り切り、とにかく一目散に逃げ切るといういさぎのいい飛行機です。また百式司令部偵察機は高高度性能が優れていました。その高高度性能に目を付け、日本本土に襲来する米軍のB-29の遊撃用に3型を改造したのがこの3型改『防空戦闘機型』です。機首に20mm機関砲×2門、胴体斜め上方に向けて37mm機関砲を取り付け、また3型の特徴的な流線形の風防は夜間飛行時に内面に計器の照明が移り込んでしまう事から通常の段付き風防に改められました。開発時点では日本には高高度でまともに活動できる航空機はこの百式司令部偵察機しかなかったので、その活躍は大いに期待されました。