種類···オイルライター１９７７年にRolex社は、北米における同社製品の地位を１９７０年代迄の軍用やモータースポーツをはじめとする各種スポーツ業界などで多用されてきた性能重視の実用高級時計というイメージを脱却し、資産にもなりうる高級宝飾品というイメージを北米マーケットで定着させる為に米国現地法人Rolex Watch U.S.A.Inc.をNYの一等地Fifth Avenueに設立しました。 北米における当時のRolexは、労働者階級の目標に出来る高級品で、頑張れば購入出来るというというイメージであったことは否めない事実でしたが、それはそれで唯一無二の存在感があり、決してすたれることはないと考えられました。 しかし、欧州におけるVacheron Constantin SA・Audemars Piguet・Patek Philippeといった世界三大高級時計メーカーとは毛色の違いがあり、様々な思いを持っていたことが北米で本腰をいれ、アメリカの高級宝飾ブランドのTiffany & Co.とのダブルネームの発売開始などからも伺い知ることが出来ます。このダブルネームはアメリカでの地位が高いTiffany & Co.の店舗で販売されました。 以上のような思惑からRolex Watch U.S.A.Inc.は、欧州とは違う方針でセールス活動を展開し、その一つが、1990年代から開始した、これまたアメリカ企業で歴史と認知度抜群のZIPPO社へ依頼し、Rolex Zippoが制作されました。 しかしながら、高級宝飾品ではないZIPPOとのコラボを行ったことはが高級路線のイメージアップにつながったとは考えられません。 その後、このRolex Zippoは、Rolex Watch U.S.A.Inc.NYでスポーツRolexの購入者をメインに、各年限定数でプレゼントされたようです。 また、北米で禁煙ブームが始まった頃にRolex Zippoも何れなくなるのかと思われましたが、2021年製のRolex Zippoが出回っておりますので無くなることは無さそうです。 その理由としてZippoは、決して喫煙の為だけではなく、生活やアウトドアなど人が活動する所には火種が必要不可欠で、時間もまた同じという考えで、禁煙ブームは関係ないようです。そんなROLEX zippoです‼️