熊野牛王符 3種
牛王宝印
熊野本宮大社
熊野速玉大社
熊野那智大社
封筒にいれ保管していました。
素人保管になりますのでご了承ください。
熊野牛王神符(お烏さん)について
熊野牛王又は宝印神符ともいう、俗に「オカラスさん」ともよばれ、カラス文字でかかれた熊野山特の御神符であります。
その起源は詳らかではありませんが、当社の主祭神家津美御子大神
(素金)と天照皇大神との高天原における普約、或は神武天皇御東征の際の熊野鳥の故事に由縁するとも云われています。
熊野牛王は、鳥文字を木版で手刷りのもので、当社のお鳥さ
んの数入十八羽で、古く天武朝白風十一年(約30年前)始めて熊野僧徒
牛王宝印奉ると記せられている。(東年美郡誌)
この鳥文字の数は三山(本宮、新宮、那智各大社)それぞれ異り、当社は八十八羽の鳥を見事にデザインして熊野宝印とみとめられる。
時代が降るに伴いこの御神符も色々な方面に用いられ、鎌倉時代には「誓約書」ともなり江戸時代には「起善文」の代りとして用いられた。
古くから、熊野権現への誓約を破ると熊野大神の使である鳥が一羽亡くなり、本人も血を吐き地獄におちると言じられてきたのである。
この様に「熊野牛王神符」は熊野仰の人々をゆる災から護っていただいた御神符で
カマドの上(現今はガスの元栓)にまつれば火難をまぬがれる門口にまつれば盗難を防ぎ
懐中して飛行機、船にのれば、船酔い災難をまぬがれる病人の床にしけば、病気平癒となる
今日当社で、神前結婚式の普詞の裏に貼布しているのも右の故事によるものである。
敬白
熊野本宮大社
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