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【商品説明】
ドイツの若き俊英 カロリン&イェルク・ヴィトマン参加で話題!
メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」
メシアン生誕100周年を迎えた2008年のザルツブルク音楽祭で、現代音楽界の次代を担う若手実力派イェルク&カロリン・ヴィトマン兄妹らを中心とするメンバーが演奏して、おおいに話題となった「世の終わりのための四重奏曲」のライヴ録音。
「世の終わりのための四重奏曲」は、第二次大戦中にドイツ軍の捕虜となったメシアンが収容所内で作曲、初演したというエピソードで知られ、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、クラリネットというユニークな編成は、メシアン自身がピアノを弾き、収容所で出会った音楽家たちと演奏するためであったとされています。当時置かれていた極限状況を反映してのことでしょうか、「ヨハネの黙示録」第10章を題材とし、6日間の天地創造と7日目の安息日の後に不変の平穏が約束された8日目が訪れる…という構想に基づき、安息日を最終8楽章目に置いているのが特徴といえましょう。四重奏のユニゾンで行われる楽章もあれば、複雑なアンサンブルを織り成す楽章もあり、さらには独奏で完結する楽章もあり…各楽章のコンセプトに合わせた、多彩な楽器編成が見られるのも印象的な作品です。クラリネット独奏曲として特に有名な第3楽章では、W.リームなどの作品も得意とするイェルク・ヴィトマンが、長大なクレッシェンドと幅広い音域を縦横無尽に走り回る素早いパッセージからなる難曲を見事に演奏しきっています。また、名手ベルガメンシコフの最後の愛弟子の一人、ニコラス・アルトシュテットによる第5楽章の美しいチェロ・ソロも聴き所。室内楽のキャリアも豊富なベテラン、アレクサンダー・ロンクィッヒと共に、永久に途切れることのないような静謐な美しさに満ちた音空間を作り出しています。
キングインターナショナル
メシアン
・世の終わりのための四重奏曲
カロリン・ヴィトマン(Vn)
イェルク・ヴィトマン(Cl)
ニコラス・アルトシュテット(Vc)
アレクサンダー・ロンクィッヒ(Pf)
録音:2008年7月26日、モーツァルテウム(ザルツブルク音楽祭ライヴ)