◆Undercurrent 《UHQCD x MQA-CD》
|Bill Evans & Jim Hall
☩ハイレゾCD名盤シリーズ
☩生産限定盤
☩2020年DSDマスタリング
(352.8khz/24bit)
☩ユニバーサルミュージック
(カタログNo.: UCCU-40128)
☩2020年リリース
☩新品=SEALED:<<廃盤>>
▧エヴァンスが唯一気に入っていた自分の演奏···
それは本作『アンダーカレント』だった。
ハイレゾ品質で"永久保存盤"として
コレクトすべき決定的な1枚を、ぜひ。
ビル・エヴァンスとほぼ同質のDNAを持ったジム・ホール。2人は曲に対する探求度も近いものがあった。だから、エヴァンスとホールのデュエットによるこのアルバムが傑作になったのは必然。だが、単に"生まれて当たりの名演"のレベルを超越しているのは、エヴァンスがアレンジに深く関わっていたから。ラファロ突然の死から約10ヶ月。このレコーディングをきっかけに、エヴァンスはようやく悲惨なスランプから脱出し、復活する······。
全6曲。ハイライトは冒頭の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。 繊細にして大胆、そしてこれぞエヴァンス流アレンジの真骨頂······バラードとして名高いこの曲を疾走感あるテンポでアブストラクトに処理する。またここでのエヴァンスのソロも凄い。1ヶ月前の壊れたかのようなプレイと同じ人物とは思えないほど。
M3「ドリーム・ジプシー」ではホールのギターが泣かせる。この絶妙の陰影美。ジョン・ルイス作のM5「スケーティング・イン・セントラル・パーク」の対位法的に進行するパートからエヴァンスのソロに入ってゆく瞬間······何という快感か。そしてそのしなやかなタッチと流麗なフレーズ、これには身も心も洗われる。
ちなみに。ビル・エヴァンスが最後に耳にした自分の演奏は、亡くなった日にアパートから出かける前にレコードで聴いた本作『Undercurrent』だった。エヴァンスはかねてからジム・ホールとのデュオ・アルバムに「たいへん満足している」と公言していて、レコードをかけるのも楽しみにしていた。その一方、ホールとの共演盤以外に自分の過去の演奏を聴くことはなかったという。徹底した完璧主義者のエヴァンスが唯一"許した"、あるいは"認めた"自分の演奏、それは『Undercurrent』 のセッションだった。
こんな逸話もある傑作中の傑作を、極上音質のUHQCD x MQA-CDで手にしてみませんか。<永久保存版>となる1枚です。
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